全国の小中学校に学校支援システムを提供する株式会社EDUCOM(愛知県・東京都、柳瀬 貴夫 代表取締役CEO)は、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」と、株式会社COMPASS(東京・文京区、小川 正幹 代表取締役)が開発・提供するAI型教材「Qubena (キュビナ)」との連携を順次行っていく。
今回の連携は、2社の製品を利用している顧客の要望によって生まれてきたもので、このような連携により、転学や年度更新時に発生する児童生徒のアカウント管理の負担軽減/低コスト化、校務系システムのデータ(出欠、保健室利用、心の天気、いいとこみつけなど)と学習系システムのデータ(課題への取り組み状況など)をダッシュボードなどで表示することによる児童生徒の見取りの高度化などが実現できると考えている。
EDUCOMでは同様の連携を既に株式会社ベネッセコーポレーション(岡山・岡山市、小林 仁 代表取締役社長)のミライシードならびに凸版印刷株式会社(東京・文京区 、麿 秀晴 代表取締役社長)のnavimaとも実現をしていて、該当地域における日々の転学処理はもちろん、年度更新処理、ダッシュボード連携についてもAPIによる自動化が実現されている。
統合型校務支援システムとは、教務系(成績処理、出欠確認、時数など)・保健系(健康診断票、保健室管理など)、指導要録などの学籍関係、学校事務系などの統合した機能を有するシステムのこと。