鳥取県教育委員会は11月24日、2023年度の県立高校入試から推薦入試を廃止し、代わりに「特色入学者選抜」を導入すると発表した。各高校が示す「求める生徒像」を踏まえ、中学校からの推薦書に代わり、志願者が自己PRの志願理由書を提出する仕組み。志願者の強い目的意識や主体性をみる。新選抜は推薦と同じく2月上旬ごろに行う。
推薦入試の倍率が1倍を割る高校が多くなっていたため、県教委が選抜方法の見直しを検討していた。試験は面接か口頭試問を全員に課すほか、学力・作文・小論文・プレゼンテーションのうちの一つ以上を実施する。