atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役CEO)と練成会グループ(北海道・札幌市、奥山 英明 代表取締役会長)は、株式会社れんせいが運営する「練成会」の全教室で、中学数学・英語の集団指導のカリキュラムにAI先生「atama+(アタマプラス)」を組み込んだことを発表した。2021年9月には中学1〜2年生に、2022年4月からは中学全学年に提供する。
atama plusは、生徒一人ひとりに学びを最適化するatama+を2017年より提供し、8月時点では、全国の塾・予備校2500教室以上に導入されている。
練成会グループは、今年で創業45年、北海道・東北において集団指導・個別指導の教室を展開している。北海道においては在籍生徒数、各エリアトップ高校の合格実績ともにトップクラスを誇る。練成会グループでは集団指導に先駆け、個別指導部門である「個別指導3.14…」において、自学力の育成に向けて個別最適化された学習を提供するため、2020年4月より全教室にてatama+を導入してきた。2021年2月には、「練成会(株式会社れんせい)」において集団指導の中学数学でatama+を試験的に提供した。
集団指導でatama+を使って学習した中学1〜2年生について、2020年11月と2021年2月末に行われた定期テストの数学の得点を調べ、atama+を使用した全生徒と約40分/日以上atama+で学習した生徒の平均を比較した。結果、約40分/日以上atama+で学習した生徒の得点の伸びは、使用した全生徒に対して+4.9点上回っていたことが確認できた。集団指導と、塾と家庭におけるatama+での一定時間の学習を組み合わせた学習方法が、成績向上に寄与したと考えられる。
練成会グループは、株式会社れんせいが運営する「練成会」にて中学数学・英語の集団指導のカリキュラムにatama+を組み入れることを決定した。2021年9月には中学1~2年生を対象に、2022年4月からは中学全学年を対象にする。