モノグサ株式会社(東京・文京区、竹内 孝太朗 代表取締役、畔柳 圭佑 代表取締役)の提供する学習プラットフォーム「Monoxer」の累計学習回数が5億回を突破した。昨年6月は1億回の学習回数だったため、約1年間で4億回増加したこととなる。また、Monoxer上でユーザーが作成したオリジナルのBook(問題集)の数は20万冊以上となっており、学習されている内容も漢字や英語、社会や理科の記憶事項を中心に、幅広い科目や分野となっている。Book活用範囲の広がりとともに様々な組織で活用でき、学習される教材の種類も多くなっている。
現在、Monoxerは塾や小学校、中学校、高等学校などを中心に3,300教室以上の組織で活用されている。
静岡の誠恵高等学校では学校教科の学習に加え、娯楽や教養の問題を交えながらMonoxerを活用している。例えば、生徒の関心が高い流行のアニメやゲームの内容をBook(問題集)にして配信するなど、Monoxerを活用して学習のきっかけを作っている。また、日本中の駅弁やお城、魚の種類、難読漢字を憶える問題などの教養問題も作成し、生徒が関心のある内容を自由に学習できるような体制を整えている。
近年では、塾や学校にとどまらず、中国語教室などの語学教室、美容・医療系専門学校、従業員のスキルアップに力を入れる一般法人、外国人労働者の就労を支援する人材企業などに活用が拡がっている。
一例として、看護リハビリ新潟保健医療専門学校では、看護師、理学療法士の国家資格取得に向けて活用されている。実際の活用シーンとしては、宿題として課題を配信する他、授業の中で40~60分程度Monoxerで学習する時間を設けるなど、教育のデジタル化を積極的に進めている。
Monoxerを活用して3ヶ月後に実施した資格試験を想定した校内模試では、昨年と比較して平均点30点ほど高く、成果を実感しているそうだ。