米国の非営利教育団体であるETS(米国ニュージャージー州プリンストン)は、2021年6月16日に一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会が所有するTOEFL®のアセットを取得したことを本日発表した。非営利団体であるCIEE は、カントリーマスターディストリビューターとして、TOEFL ITP®テスト、TOEFL® Practice Online (TPO®)、Criterion®サービス、そしてTOEFL iBT®テストのアウトリーチサービスを、日本において提供してきた。今後は、新たに設立した子会社 ETS Japan合同会社(ETS Japan)が、本部で一元管理されるTOEFL iBTテスト(Home Editionを含む)およびTOEFL® Essentials™テストの日本でのサポートに加え、TOEFL ITPテストやTPOに関するTOEFLの運営を行う。TOEFL®アセットの取得は、ETSのプライベートエクイティ投資およびM&Aの執行部門であるETS Strategic Capitalの主導により行われた。前CIEE 代表理事の根本斉が、カントリーマネージャーとしてETS Japanを統括する。
CIEEは70年以上にわたり、何十万人もの学生や教育者が、国際的に相互依存する、文化的に多様な世界で暮らし働くために必要な知識とスキルを習得することを支援してきた。CIEEは、1965年に東京に事務所を開設し、過去40年間、ETSと緊密に協働しながら、TOEFLテストの運営を行い、TOEFL ITP、TPO、Criterionサービスなどの様々なETSプロダクト・サービスの日本の代表として活動してきた。CIEEは引き続き、東京と京都において留学センターの運営を行っていく。