NECは、政府が推進するGIGAスクール構想に向けた教育ICT事業強化の一環として、教育機関を対象にNEC教育クラウド「Open Platform for Education (NEC、学校・事業者・家庭をつなぐ教育プラットフォーム)」、学習者用端末、教育支援サービスなどの製品群を拡充し、販売活動を開始する。NECはこの取り組みにより、同事業について2021年度から2025年度までの累計で約1,000億円の売上を目指す。
今回新たに、NEC教育クラウド「OPE」について、デジタル教科書への対応や各種デジタル教材の拡充、文部科学省が推進する「学習eポータル」の仕様準拠を行う。加えて、Wi-Fi6対応の学習者用端末・学校向けネットワーク機器のラインアップを強化する。さらに、SDGsをはじめとする社会課題に関する探究的な学習やキャリアデザインを支援するサービスを提供する。
NECは、GIGAスクール構想で導入される学習者用端末から、全教科対応ドリル教材、実践的英語力を鍛える教材、プログラミング教材などを、シングルサインオンでシームレスに利用可能とするNEC教育クラウド「OPE」を昨年7月から提供開始している。教育機関や学校からのNEC教育クラウド「OPE」の申込ID数は、昨年12月末時点で100万IDを超え、今年度中に150万IDに達すると見込んでいる。
NEC は、デジタル活用が進む学校教育現場に向けて、以下の製品群を拡充し提供していく。
1.文部科学省が推進する「学習eポータル」の準拠を目指す教育クラウド
2.Wi-Fi6に対応した学習者用端末・ネットワーク機器
3.児童生徒の非認知能力の向上を目指す教育支援サービス