ドイツはアストラゼネカのコロナワクチン 65歳以上の接種推奨せず

 ドイツ保健当局は1月28日、新型コロナウイルスに対応した英アストラゼネカ製のワクチンについて、65歳以上の高齢者への使用を推奨しないとの考えをまとめた。ドイツ政府に予防接種政策について助言する予防接種常任委員会は、アストラゼネカ製のワクチンについて接種対象年齢を18歳から64歳に限定するよう勧告した。「65歳以上の高齢者に対するワクチンの有効性を評価するためのデータが不十分」と指摘したという。アストラゼネカのワクチンについては、日本政府も昨年12月に6000万人分の供給を受ける契約を結んでいる。4500万人分以上のワクチンについて日本で生産する方針を厚生労働省に伝えており、2月中にも製造販売の承認申請を行う方針だ。

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