ヘンリー&パートナーズは7月7日、ビザなしで渡航できる国や地域の数を比較した世界パスポート(旅券)ランキングの2020年版を発表した。1位は日本で、渡航できる国や地域は191と世界最多を維持している。2位はシンガポールの190で、3位は韓国とドイツの189だった。
世界199カ国・地域のパスポートと227の渡航先について、国際航空運送協会(IATA)の情報をもとに、英コンサルティング会社で市民権や永住権の取得支援を手掛けるヘンリー&パートナーズがランキングをまとめている。ビザなしで渡航できる国や地域は平均で107。アジア諸国の方が多い傾向があった。
19年度版は1位日本が190、2位シンガポールが189で順位は変わらず。
ただし今回のランキングには、新型コロナウイルスの影響による一時的な渡航禁止措置は反映されていない。