リクルートは7月7日、2021年卒業予定の大学生の就職内定率が73・2%だったと発表した。前年同期より11・9ポイント低下した。
調査は、7月1日から2日にかけてインターネット上で実施。来春卒業予定の大学生752人の7月1日時点の状況をまとめた。
大手企業の面接が本格化した6月1日時点と比べると16・3ポイント上昇した。
就活をしていたのは全体の44・9%で、前年同期の28・5%から大幅上昇。多くの学生が就職活動を継続、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で長期化している状況が浮かんだ。
また、航空や飲食など、事業に大きな影響が出ている業界では、採用活動を中断する動きも出ている。