4月29日、白鴎大学(栃木県)は、学生に対し1人当たり一律5万円の支援金を給付すると発表した。同大学では、新型コロナウイルス感染拡大を受け、5月末までの授業を遠隔授業とし、学生に遠隔授業を受講するための環境の整備を呼びかけている。今回の給付金は、そのための経費負担を少しでも軽減し、学修環境全般を整えるための緊急支援策だ。支援金は在学生の約5千人に対し、普通為替を利用して給付する。返還不要。領収書などの提出も必要ないため、受講環境の整備だけでなくアルバイトの収入減などで困っている学生は生活維持に役立てほしいとしている。支援金は、5月末までの配布を目指し準備中。今後の状況次第ではさらなる支援金給付も検討しているという。
また、学費の延納期限を6月末日から8月末日に延長する。後期分は通常より約1カ月長い12月末ごろまで延長予定。