SAPIX 等を展開する株式会社日本入試センター(東京・渋谷区、高宮 英郎 代表取締役社長)、と英会話教室を運営する株式会社イーオン(東京・新宿区、三宅 義和 代表取締役)は、互いのノウハウや強みを活かし、グローバル人材育成のために新たな英語教育の可能性を拓くべく、業務提携契約を締結した事を発表した。
日本入試センターの中核事業である SAPIX 小学部は、1989 年の創立以来、論理的な思考力と表現力、知識にとらわれない豊かな感性、そして主体的に学ぶ姿勢の育成を教育理念として掲げ、中学受験指導に携わってきた。現在、首都圏・関西圏に47校舎を展開し、討論式授業・復習中心の学習法・オリジナル教材・少人数制 のコース編成(学力別・志望校別)など、独自のシステムとカリキュラムによって、子どもたちの「自分の頭で考え、 自分のことばで表現する」力を養成している。また、SAPIX 中学部や大学受験部門 Y-SAPIX は英語専任の講師が質の高い授業を提供するとともに、帰国生対象のSAPIX国際教育センターや海外進学をサポートするY-SAPIX Global Campusなど、グローバルな教育プログラムも提供している。
教育業界においては、小学校における英語教科化や高校・大学の入学者選抜における英語 4 技能評価の推進などにより、入試の多様化が進み、英語選択入試の導入校が増加している。このような変化に対応し、生徒・ 保護者へのサービスをさらに向上させるべく、SAPIX ブランドを擁し受験指導に強みを持つ日本入試センターと、英会話のリーディングカンパニーであり、講師育成やオリジナルの教材カリキュラムに強みを持つイーオンが互いのノ ウハウを共有することで、新たな英語教育の可能性を創出し、子ども達が英語の習得・学習を通じて世界を広げ、 グローバルな人材として成長できる環境を提供することを目的として本業務提携の締結に至った。
業務提携の内容
- 受験領域における英語指導プログラムの開発
- 英語資格試験対策ノウハウの共有
- イーオンからの英会話教師(ネイティブ/日本人)の派遣
- 共同イベントの開催
- ICT を活用した教育の研究
- 教材・テスト等の開発ノウハウの共有
- 上記項目を推進するための人材交流