株式会社a.school(東京・文京区、岩田 拓真 代表取締役)が開発した、小学生を対象とするアウトプット型・探究学習プログラム「なりきりラボ」「おしごと算数」が2019年度グッドデザイン賞を受賞した。
審査員からは、受賞理由として「思考力・創造力・表現力を育む探究型学習はこれからの教育現場での広がりが求められているが、講師依存度が高く、その普及方法が難しい。その社会的ニーズがありながらも難易度の高いマニュアル化にチャレンジしている点が素晴らしい。」というコメントがあり、教材から授業運営ガイド・講師研修までをトータル・パッケージとして開発し、全国の様々な学び事業者に導入している点が評価された。
▼探究学習プログラム「なりきりラボ」「おしごと算数」
受け身の座学(知識入力=インプット)ではなく、子どもたちが自ら手を動かし、実践や創作などの出力=アウトプットに取り組むことを促す内容が特徴の小学生向け探究学習プログラム。仕事をコンセプトにした授業からは、さまざまな職業領域におけるアウトプット手法を学ぶだけでなく、世にある情報を読み取り、解釈し、自分なりにアウトプットし続ける姿勢を養う。社会人が本当に必要とする、生きる力を伸ばす授業となっている。
( ウェブサイト http://aschool.co.jp/program/ )
「なりきりラボ」「おしごと算数」の3つの特徴
- アウトプット型の探究学習プログラム(知識をいかす、企画・制作・表現などのプロジェクト・ワーク)
- 科目を越えた分野横断型の学習内容(身の回りの暮らしや仕事、社会との繋がりを縦横無尽に行き来する)
- 教材・授業運営ガイド・講師研修が整った探究学習のフランチャイズシステム