4月21日、ウィンクあいちにて「塾ブログフェス2019」が開催された。当日は日曜にも関わらず、全国から多くの学習塾関係者が一同に集った。塾ブログフェスとは、さくら個別指導学院(愛知県)の代表の國立拓治氏が中心となり、ブログをテーマにした学習塾関係者のイベント。今回は昨年に続き2回目。前回よりも規模も大きくなり、2会場にて同時開催。スポンサー企業を募ったのもはじめての試みだ。「個人塾」ではプロモーション活動の大きな手法の一つであるブログ。まだ2回目の本イベントが有意義な情報交換の場としての機能も持ちつつあるようだ。
さくら個別指導学院の代表の國立氏によるオープニングアクトからスタート。國立氏は2005年より愛知の中学生親子の力になれるようにブログを開始。当初は500〜1000程度のアクセス数しかなかったが、試行錯誤の末、2018年には月間50万PVまでに成長。最近ではFC事業への参入、書籍の発刊など、自塾の経営以外にもフィールドを広げつつある。「相思相愛の家庭に来てもらう塾ブログを作ろう」と題した講演内容では、今まで培ったノウハウを惜しげもなくプレゼンテーションしていった。
その他、慧真館(神奈川県)の代表の岸本崇氏から「ブログで影響力を高める」、進学塾SOIL(京都府)の代表の村東慎佑氏による「スタートアップに活用できるブログ術」、HOME個別指導塾(神奈川)の代表の篠崎誠氏による「ページビュー18の私がブログで集客に至るまで」といった講演、すばる進学セミナー(神奈川県)の代表の中本順也氏を交えたパネルディスカッションなどがあり、身近に利用しているブログの活用事例に、場内は最後まで食入るように聞き入っていた。
会場にはスタディプラス、受験コンパス、comiru(コミル)、ジュクサガスなどの学習塾向けのソリューションの紹介・展示があり、今後の学習塾経営を考える上で機知に富んだイベントとなった。