小中学生1,000人を対象にした「将来就きたい仕事」に関する調査:男子の1位は「野球選手」、女子の1位は「先生」

総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(東京都・千代田区、川崎 健一郎 代表取締役社長)は、日本全国の小中学生1,000人を対象に、「将来就きたい仕事」に関するアンケート調査を実施した。本調査は2014年に開始し、今回で6回目の実施となる。

<調査結果のまとめ>

  • 小中学生が「将来就きたい仕事」の1位は、男子が「野球選手」、女子が「先生」
  • 「野球選手」が調査開始以来、初めて小中学生男子の「将来就きたい仕事」の1位に
  • 調査開始以来、初めて「パティシエ」が小中学生の女子が選ぶ「将来就きたい仕事」の1位から陥落
  • 小中学生の女子の「将来就きたい仕事」の10位に「YouTuber(ユーチューバー)などの動画投稿者」がランクイン
  • 「YouTuber(ユーチューバー)」は、小学生の女子が選ぶ「将来就きたい仕事」でも7位に
  • 中学生男子の「将来就きたい仕事」で、「エンジニア・プログラマー」が調査開始以来、初めて1位に

【調査結果の詳細】
(1)小中学生が「将来就きたい仕事」

全国の小中学生1,000人に対し、「あなたは、大人になったらどのような仕事をしたいですか。」と質問したところ、1位は男子が「野球選手」(6.8%)、女子が「先生」(11.2%)となりました。「野球選手」は、調査開始以来、初めて小中学生男子の「将来就きたい仕事」の1位となった。また、小中学生女子が選ぶ「将来就きたい仕事」として、2014年の調査開始以来、初めて「パティシエ」以外の職業が1位になった。

今回の調査では、小中学生女子の「将来就きたい仕事」の10位に、「YouTuber(ユーチューバー)などの動画投稿者」(1.8%)がランクイン。「YouTuber(ユーチューバー)」は、小学生女子の「将来就きたい仕事」でも7位(2.3%)となっており、特に女子の間での人気が高いことがうかがえる。

男子に目を向けると、中学生男子の「将来就きたい仕事」で、2014年の調査開始以来、初めて「エンジニア・プログラマー」(8.7%)が1位になった。昨今のプログラミング教育への注目が、子どもたちの将来の夢にも影響していると考えられる。

(2)小中学生が「好きな教科・嫌いな教科」
全国の小中学生1,000人に対し、「あなたがもっとも好きな教科を教えてください。」と質問したところ、1位は「算数・数学」(20.2%)で、選択肢の中で唯一20%を超えた。2位は「国語」(13.3%)、3位は「体育・保健体育」(11.3%)となった。

一方、「算数・数学」は「嫌いな教科」として挙げた子どもも多く、「嫌いな教科」でも1位(24.1%)となった。「国語」と「体育・保健体育」も同様で、「国語」は「嫌いな教科」の2位(14.5%)、「体育・保健体育」は「嫌いな教科」の5位(7.1%)。

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