公文教育研究会(池上 秀徳 代表取締役社長)は、女性の就労意識について、35~49歳の女性1000人を対象にインターネット調査を実施した。公文教育研究会が2017年9月にオープンさせた、働く女性の働き方・生き方を応援するウェブサイト「Harmonies with KUMON」の開設1周年を記念して実施したもの。その中から、「女性の就労意識」に関する調査結果を2点紹介する。
Q1. あなたが仕事を選ぶ際に、最も重視する点を教えてください。
この調査結果から、35~49歳の女性1000人が、仕事を選ぶ際に最も重視するポイントが浮かび上がってきました。TOP3には、「収入」(20%)、「家庭と仕事の両立」(18%)、「勤務時間や勤務日数」(15%)がランクインしています。回答を複数選択可能にすると、「勤務地・通勤時間」(79%)、「収入」(78%)、「勤務時間や勤務日数」(77%)と上位は僅差で並びました。自分が満足する収入を得たいということをベースとしながらも、ワークライフバランスを大切にしたいという女性の考え方の傾向が見える結果となりました。
Q2.仕事や生活、家庭について、あなたの現在の悩みをお知らせください。現在、仕事をされていない方は、仕事復帰をするにあたっての悩みをお知らせください。【複数回答可】
次に、女性たちの仕事や生活、家庭に関する悩みを聞いてみました。有職者、無職者に関わらず、悩みのトップは、「収入が十分でない」(有職者55%、無職者45%)でした。無職者の女性に関しては、以下「家族や自分の健康に不安がある」(33%)、「社会とのつながりが薄い」(32%)、「自分の将来やキャリアに不安がある」(29%)が続きました。今、仕事をしていない女性は将来を見据え、社会とのつながりを求めていることがわかりました。
調査概要:35~49歳の女性1000人を対象とした意識調査
(「今後働きたい(もしくは転職したい)人」が対象で、「子どもに関わる仕事に興味がない人」を除く)
実査委託先: 楽天インサイト(2018年5月)