成基、ビックデータ解析で「主体的な学び」を引き出す共同研究を大阪大学と開始

成基コミュニティグループ (京都市 CEO: 佐々木喜一氏)は、大阪大学高等教育・入試研究開発センター (センター長:川嶋太津夫氏 )との産学連携による「主体的な学び」についての共同研究を2018 年 9月より開始する。
 大学入試をはじめとする一連の教育改革において、子どもたちが今後迎える社会の中で最も必要とされる学習姿勢の一つの「主体的な学び」。 安倍内閣直轄の諮問機関「教育再生実行会議」では、第七次提言の中で「これからの時代を生きる人たちに必要とされ資質・能力~ 求められる人材像」の一つとして、 『主体的に課題を発見し、解決に導く力』の重要性が指摘されている。
 上記の「主体的な学び」とは、「自らの意思と 欲を持ち、工夫しなが学び構築できること」と定義されているが、成基コミュニティグループでは、1962年の創立以来55 年以上、「何のために学ぶか」という学習の目的を常に問いながら、子どもの「自ら学ぶ力」の育成に注力してきた。一方、大阪大学をはじめとする各大学においても 、「主体的に課題解決をできる人材の育成」に取り組んでいる。両者のそういった理念や考えが一致し、今回の共同研究を実施することで合意した。

大阪大学高等教育・入試研究開発センター長の川嶋太津夫氏と成基コミュニティグループCOOの佐々木裕子氏

 今後 3 年間にわたり、成基コミュニティグループの個別指導部門「ゴールフリー」より、学習者・指導のビッグデータを提供し、大阪大学でそのデータを解析することで、新しい診断アセスメントを開発。成基コミュニティグループはそれにより、学習者の個性に合わせて、どうすれば「主体的な学び」を引き出し、教科成果を高めることができるかを検証していく。

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