株式会社ベネッセホールディングスの子会社である株式会社ベネッセコーポレーションは、6月20日から教科におけるプログラミングの指導案共有サイト「プロアンズ」の公開を始めた。
ベネッセは、2014年にEdTech(エドテック)の研究開発部門を立ち上げ、STEM領域での教材開発を国内外で進めてきた。米国ではMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボやシリコンバレーのテックミュージアムと協働している。それらの知見をもとに、2016年度から教育委員会や学校現場の先生とともにプログラミング教育の授業づくりに取り組んでいる。
この「プロアンズ」は学校の先生がプログラミング的思考を導入した授業を実施するのに参考にするための指導案を紹介するサイトだ。現在、学校現場の先生と考案・実践したものを中心に、教科学習とプログラミング的思考の育成の両方をねらいとした指導案を厳選して掲載しており、利用規約に同意した方ならどなたでも利用できる。
現在、掲載している指導案は8つですが、順次、掲載数を増やす予定。
ベネッセは今後も、「プロアンズ」を通して教科におけるプログラミングの指導案提供を行い、全国の学校現場で、効率的にプログラミング的思考を育成する教科の授業実践を支援していく。
◆小学生向けプログラミング指導案共有サイト 「プロアンズ」
https://www.proanz.com/