未来の先生展2018実行委員会(東京都港区、実行委員長:宮田純也)は、本年度のタイムテーブルを同イベントのオフィシャルサイトで公開した。
「未来の先生展2018」は、2018年9月15日(土)・16日(日)の2日間、聖心女子大学(東京都渋谷区)で開催される。今回の「未来の先生展2018」のテーマは「再構築(リストラクチャリング)」だ。
「学校教育・各教科教育・オルタナティブ教育・生涯教育、etc…それぞれの領域・分野で活動している方々が一か所に集まることで、参加者が“つながり”、知識・視点・つながりが“広がり”、新たな取り組みや知識が“生まれる”場を創出することで、日々変わる社会を踏まえ、教育の未来をリードする新たな知見や取り組みが生まれ続ける源泉を目指しています」(プレスリリースより抜粋)
初開催となった昨年は、現役の教員だけでなく、教育系NPO、教員志望の学生、企業のCSR担当者など幅広い層が参加。参加者は、2日間で3000人を超えた。
今年の出展団体も、教科教育・芸術・ICT・オルタナティブ教育などなど、幅広い領域をカバーしており、教室での講演やワークショップのほか、ポスターセッション、ブース展示、合計150以上のプログラムが実施される予定だ。
例えば、「次期学習指導要領の目指す改革と、現場の挑戦」と題して、中央教育審議会会長を務めた安西祐一郎氏による講演「次期学習指導要領の目指すもの」と、定期考査や宿題の全廃、固定担任制の廃止などを公立中学校で行っている千代田区立麹町中学校校長の工藤勇一氏を交え対談が行われる。
ほかにも、映画「Most Likely to Succeed」の上映も予定されている。この映画は、「人工知能(AI)やロボットが生活に浸透していく21世紀の子供達にとって必要な教育とはどのようなものか?」というテーマについて論じた作品だ。「学校は創造性を殺しているのか?」というTEDトークで著名なケン・ロビンソン氏、カーンアカデミーのサルマン・カーン氏、ハーバード・イノベーション・ラボ所属のトニー・ワグナー氏などの有識者や多くの学校を2年かけて取材して制作されたドキュメンタリー作品となっている。当日は上映会とともに、ミニワークショップも開催される。
オンライン予約サイトで、前売り券や参加者との交流が楽しめる「振り返りセッション」や「交流会付き」のチケットなどが販売中
チケット一例
■前売券
一般:3000円(税込)
学生:1500円(税込)
■当日券
一般:4000円(税込)
学生:2000円(税込)
※高校生以下無料
「未来の先生展2018」
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