ベネッセ、セコムにコールセンター事業売却

ベネッセホールディングス(HD)は9月1日、子会社でコールセンター事業を手がけるTMJ(東京・新宿)をセコムに売却すると発表した。TMJの2017年3月期の売上高は約331億円。最近は本業との相乗効果も薄いため、売却する。10月2日にTMJの保有株式60%を159億円でセコムに譲渡する。安達保社長が昨年10月に就任して初めての事業売却となる。5年ぶりに会員数がプラスに転じるなど、不振が続いた主力の通信教育事業も立ち直りつつある。

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