東京個別指導学院 経産省創設の「おもてなし規格認証2017 ★★(紺認証)」パイロット認証を取得

小中高生を対象とする個別指導塾を231教室展開する、株式会社東京個別指導学院(東京都新宿区、齋藤勝己社長)は、経済産業省が創設し一般社団法人サービスデザイン推進協議会が運営する「おもてなし規格認証2017」の現時点で最高位である「★★(紺認証)」を、3月6日に取得したことを明らかにした。

「おもてなし規格認証制度」は、経済産業省が2016年に創設したサービス産業の生産性の向上と、経営品質の向上を目的として、 サービス品質を「見える化」することによって、 サービス事業全体の成長、 発展を促す仕組み。サービス事業者が「おもてなし規格認証」に申請し、認定されることで、認証マークが付与され、サービス品質が「見える化」される。

同社は、創業以来30年以上にわたってホスピタリティ経営を推進してきており、NPO法人日本ホスピタリティ推進協会による認定審査のもとで、今回認証された11社のうちの1社としてパイロット認証されており、教育サービス業界では初の「★★(紺認証)」認定となった。

また同社は、さらなる企業価値向上を目指し、顧客感動満足、従業員感動満足を高める活動を続けており、NPO法人日本ホスピタリティ推進協会 日本ホスピタリティ教育機構が認定するグローバル・ホスピタリティ・コーディネータ資格や、ホスピタリティ・コーディネータ資格を保有する社員を増やし、リーダー講師を対象に全社員がホスピタリティに関する研修を受けている。これは、「ホスピタリティ」の概念を体系的に学び直し、単なる概念で終わらせるのではなく、「教育サービスにおけるホスピタリティとは何か」を問いかけ、行動に移すことを目的としている。

今回の認証取得にあたって、同社の斉藤社長は、「訪日外国人旅行客の急増もあり、 日本人らしい「おもてなし」の精神を背景に「ホスピタリティ」が注目されています。相手を思いやる心、 人と人との関係性を大切にする「ホスピタリティ」をコアに、 一人ひとりの個性と学ぶ力を育むパーソナルな教育サービスを展開していきたい」と話す。

 

【おもてなし規格認証2017 概要】

サービス品質を「見える化」する認証制度

経産省が、国内のサービス産業事業者のサービス品質を「見える化」するために創設。顧客・従業員・ 地域社会の満足度を高めるための取組 30 項目をチェックし、各認証において必要な基準を満たすことでマー クや登録証または認証書を取得することができる。

認証は4種類

紅認証 ・・・サービス向上の取組に意欲的なサービス提供者(自己適合宣言)。→規格30項目中15 項目以上該当。

★(金認証)・・・お客さまの期待を超えるサービス提供者(認証機関による審査※1)。→規格30項目中15項目以上該当。

★★(紺認証)・・・独自の創意工夫が凝らされたサービス提供者(認証機関による審査)。→規格30項目中取組済21項目以上該当及び人材育成などの属人的サービスの品質向に向けた取組を行っている。

★★★(紫認証)※2・・・お客様の期待を大きく超える「おもてなし」提供者(現在検討中)。→規格30項目中取組済24項目以上該当及び人材育成などの属人的サービスの 品質向上に向けた取組、業務効率化や顧客満足度向上のための独自の取組を行っ ている。

 

※1 認定機関(サービスデザイン推進協議会)に認定された「認証機関」よる認証。
※2 現時点で紫認証はまだ始まっていない。

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