子どもの貧困率上昇 進学支援へ環境整備

文部科学省が地域未来塾を後押しする大きな目的の一つが貧困による教育格差の解消。厚生労働省の国民生活基礎調査によると2012年の「子どもの貧困率」は16.3%と、09年に比べて0.6ポイント上昇した。子供の6人に1人が貧困状態におかれている。貧困を理由に高校や大学への進学を断念するケースもある。安定的な職業を得られないことにつながりかねず、「貧困の連鎖」を断ち切ることが社会的な課題になっている。

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