人事院は7月29日、国家公務員総合職の2016年度採用試験で、女性の合格者数が過去最多の512人になったと発表した。15年度比で3割増え、全体に占める女性比率は25.5%と初めて4人に1人を占めた。女性の合格者数はこれまでの最多だった14年度の399人を大幅に上回った。全体に占める女性比率はこれまでの過去最高だった12年度の22.9%を4年ぶりに上回り過去最高を更新した。女性の総合職試験の受験者数は7335人と前年度比3%増。全体の受験者数が2万1883人と0.5%増にとどまるなか、女性の増加が目立つ。