山梨大国際流域環境研究センター

山梨大学(甲府市)の「国際流域環境研究センター」が、甲府盆地で培った知恵を駆使し、世界の水問題解決に挑んでいる。同大は「水問題」の研究に力を入れてきた。川の危険を抑制する治水や水を制御し安定した資源として利用する利水など、土木分野の研究に始まり、水質分析や微生物研究が加わった。2007年、関連分野を横断した新たな研究に取り組むため、センターが発足した。海外の大学との共同研究を増やす一方、慢性的な水不足に悩むネパールの人々が安全な生活水を確保できるようプロジェクトに取り組んでいる。

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