文科省、給付型奨学金の創設へ初会合

文部科学省は7月4日、返済の必要がない給付型奨学金の創設に向けた有識者会議を設置し、初会合を開いた。同省幹部や大学教授らで構成し、財源や対象範囲、給付方法などを議論。2018年春の大学進学者から導入することを想定し、年内に議論を取りまとめる。来年度の概算要求にも関連予算を盛り込む方針。文科省は4月以降、省内の検討会議で奨学金全体の在り方を議論。給付型については、大学に進学しない同世代との公平性について国民的な合意を得る必要があるといった課題を挙げていた。

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