国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は6月20日、世界の難民・避難民が2015年に6530万人になったと発表した。シリア内戦や中東・アフリカでの過激派組織の台頭で前年から580万人増え、第2次大戦後の最多を更新した。難民が向かう欧州は対応に苦慮し、英国で欧州連合(EU)離脱派が勢いづく一因にもなっている。国を逃れた難民の出身地はシリアが最多で、アフガニスタンとソマリアが続く。一方、6530万人のうち6割強は国を出られず国内での避難を余儀なくされている人たちで、4080万人にのぼる。
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