日銀が6月17日発表した資金循環統計(速報)によると、2015年度末の家計の金融資産残高は1年前に比べ0.6%減の1706兆円となった。前年度末の水準を下回ったのは7年ぶり。株安や円高が進み、保有株式や投資信託が減少したことが主因だ。資産の内訳では、株式などが9.9%減の153兆円となり、7年ぶりに減少した。投信は3.7%減の92兆円で、4年ぶりのマイナス。それぞれ14年度末まで3年連続の2ケタ増となっていたが、今年初めから強まった株安や円高の影響が色濃く出た。
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