小田急電鉄、農業に参入

小田急電鉄は2月22日、農業事業に参入すると発表した。小田急グループの神奈川中央交通が保有する約3700平方メートルの遊休地に農業用のビニールハウスを4棟建設し、糖度の高いミニトマトを生産する。栽培、収穫などは資本参加している銀座農園(東京・中央)に委託し、将来はトマト以外の農作物の生産も視野に入れる。2月1日に用地造成を始めており、5月末に施設整備を完了、11月中旬からの販売を予定。年間19トンの収穫を見込んでいる。人口減に伴う鉄道利用者の減少をにらみ、事業の多角化を進める。

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