スプリックス、エジプト教育省との取り組みをさらに拡大

 株式会社スプリックス(東京・渋谷区、常石 博之 代表取締役社長)は、エジプト・アラブ共和国のムハンマド・アブデルラティーフ教育・技術教育大臣の表敬訪問を受け、エジプトの学生の学力評価を含む今後の教育システムについて協議を行なった。

 2025年2月20日(木)、ムハンマド・アブデルラティーフ教育・技術教育大臣およびエジプト教育省の代表団が、日本訪問の日程の一環としてスプリックスの渋谷本社を訪問した。日本側からは、飯村豊氏(元駐フランス大使・インドネシア大使、元日本政府中東特使)、岡浩氏(元駐エジプト大使)をはじめとする関係者が出席した。エジプト側からは、モハメド・アブ・バクル駐日エジプト大使、ハナン・アブバクル大使夫人、エジプト教育パートナーシップ事務局長のハニ・ヘラル教授、日本式学校担当次官のネヴィン・ハムーダ氏、国際関係・協定担当大臣顧問のハネム・アブデルファッタハ博士、教育問題担当ディレクターのアミラ・アワード氏、および在日エジプト大使館の代表団が出席した。

 ムハンマド・アブデルラティーフ教育・技術教育大臣は、「エジプトとスプリックスの提携は、教育分野における最新技術の活用を促進する上で重要な一歩となります。スプリックスが提供する多様な教育サービスと、その協力体制に深く感謝しています。特に、国際基礎学力検定TOFASの実施を通じて、国際基準に基づいたエジプトの学生の学力評価が行われることは、大変意義のある取り組みです。この検定により、学生の理解度を測定し、弱点を特定することで、適切な学習計画の策定が可能になります。今後もスプリックスとの連携を強化し、国際基準に沿った教育環境の構築に取り組んでいきたいと考えています。」とコメントした。

 スプリックス 常石博之代表取締役社長は、「お忙しい中、エジプト教育省の皆様にお越し頂いたこと、大変光栄に思っております。2022年に締結したMOUを通じて、同省との協力体制を築きながら、2024年には、SPRIX Learningを実施するために41校と協定が締結し、27の校長と教師を対象とした包括的なトレーニングコースが実施され、これまで100万人の学生にTOFASを受験頂きました。
基礎学力の育成を目的としたアセスメントとトレーニングのプログラムを通じて、エジプト教育省の支援をさせて頂けることを大変嬉しく思っております。教育プロセスの効率性向上に貢献する技術支援や教師研修においても、今後さらなるお力添えができればと考えております。」とコメントした。

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