「Chimelee(チャイムリー)」が「バス乗降車管理機能」をリリース スクールバスの乗降車状況をリアルタイムで確認

 VISH株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、2025年2月18日(火)、同社が開発・提供をする教育機関向け連絡システム「Chimelee(チャイムリー)」にて、スクールバスの運行時に児童生徒の乗車・降車を管理できる「バス乗降車管理機能」をリリースした。同機能により、学校やバス運行会社は児童生徒のバス乗降車状況をリアルタイムで確認でき、また、保護者は子どもがバスに乗り降りした際に通知を受け取ることができる。

■機能リリースの背景~スクールバス運行管理の課題を解決~
・全国で進む学校統合
 日本の15歳未満の子どもの数は、1982年から43年連続で減少しており、過去最少の記録を更新しています。そのため、必然的に学校の統合が全国で進んでいる。
 文部科学省の調査では、令和元年から令和5年度の期間に、730件の公立小中学校の統合が行われ、1,748校が743校になっている。

・学校統合による通学手段の変化
 学校統合の際に、重要課題のひとつが遠距離通学となる児童生徒の通学支援。
 その支援方法として多く検討・実施されるのがスクールバスの運行。実際に、文部科学省の調査によると、令和4〜5年度に行われた学校統合(293件)によって、統合後にスクールバスでの通学が統合前の2倍となった事例が確認されている。

・スクールバス導入時の課題や懸念
 スクールバスを導入するにあたっては、以下のような様々な課題や懸念がある。
【導入前の課題】
● 導入に当たっての費用の確保(車両購入費や人件費等)
● 運行ルートとバス停の設計・設置
● 運行事業者の確保
● 保護者への説明
● 地域住民の理解
【導入後の課題】
● 適切で安全な運行管理
● 保護者との連携
● 保護者の不安軽減
● 地域住民との連携
 こうした課題に対し、Chimeleeでは、導入後の課題解決を支援する機能を充実させている。既存機能である「バス乗車管理機能」や「メール機能」、「バス位置情報配信機能」では運行管理や保護者との連携強化、保護者の不安軽減をサポートしている、今回リリースを行う「バス乗降車管理機能」の活用で、より安全な運行管理と保護者の不安軽減を実現することができる。

■教育機関向け連絡システム「Chimelee」とは
「Chimelee」は自社が提供する、教育機関の連絡手段のデジタル化を支援するクラウドサービスです。2021年4月に小中高等学校向け「れんらくアプリ」としてリリースし、サービスリリースから3周年を迎える2024年3月に「教育機関や保護者にとって大切な連絡事項をタイムリーに配信できるサービス」でありたいという思いを再定義し、名称変更をおこなった。
 メール配信、アンケート、欠席・遅刻・早退連絡、バス不要連絡、連絡ノートなどの便利な機能を、1施設あたり月額9,000円(税抜)~という価格で利用できる。

Chimelee公式サイト: https://www.buscatch.com/chimelee/
導入実績マップ:https://www.buscatch.com/info/results/map

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