学校法人山口学園・ECCコンピュータ専門学校(大阪市北区、酒元 英二 理事長、納谷 新治 学校長)の新1号館が2024年11月に竣工した。
今後、将来にわたって積み重ねていく新校舎のコンセプトは「中崎・まちのキャンパス」。ECCコンピュータ専門学校の校舎が立ち並ぶ中崎町は、大阪・キタの中心地である梅田に隣接しながら、細い路地の奥にレトロな古民家カフェや雑貨店、古着屋などが佇む、昔ながらの街並みが魅力だ。新校舎は、そんな街との親和性に配慮し、校舎の建設という枠組みを飛び越えた「街づくり」の第一歩としてデザインされた。
新校舎のデザインを担当したのは、時代の変化に合わせて30年以上「大阪駅」をデザインし続けてきた岩田尚樹氏。近年では新今宮駅前の「OMO7大阪ホテル by 星野リゾート」なども手掛けており、建物だけでなく周辺環境を巻き込んだ建築を得意としている。