仙台育英学園高等学校外国語コースで申請していたケンブリッジ国際教育について、ケンブリッジ国際認定校になることが決定した。今回の認定は、今年の11月の最終プロセスと認可訪問を経て、認定校の承認を得た。
2025年度の外国語コース新入生から、年次進行でケンブリッジ国際教育プログラムをスタートする予定。外国語コースでは教育目標として「高度な言語能力・思考能力・文化理解により、多文化共生にむけて至誠ある振舞いをする国際人(cosmopolitan)の育成」を掲げている。この教育目標の達成にむけ、ケンブリッジ国際教育プログラムの導入を以下の理由から決定し、今回の認定へと至った。
●外国語コースでは、生徒が国際人として文化の発信・比較・受容ができるよう、言語能力・思考能力・文化理解の資質・能力を育もうとする中、ケンブリッジ国際教育プログラム(English Language、Thinking Skills、Global Perspectives & Research)は非常によく適合している。
● 導入により生徒と教職員は、世界基準の教育プログラムにアクセスすることが可能となり、国際人として生徒の成長を促すために効果的であると確信している。
● この世界基準の教育実践は、生徒と教職員にとって価値ある実践となり得るだけでなく、東北地方、宮城県といった地域社会にとっても世界基準の教育へのアクセスをもたらし、地域社会での教育機会・環境の充実につながると考える。
この認定を受け、IB(国際バカロレア)、 Pearson BTEC(The Business and Technology Education Council《商業技術教育委員会》)、ケンブリッジ国際という3つの国際教育プログラムの認定校に、日本で唯一、仙台育英学園高等学校がなった。(2024年12月現在)