ライフイズテック、政府系ファンド「JIC VGI」から20億円の資金調達を実施

 ライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役CEO) は、政府系ファンドのJICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運営するファンド「JICベンチャー・グロース・ファンド2号投資事業有限責任組合」から第三者割当増資および既存株主からの株式譲渡(セカンダリー取引)によるシリーズEラウンドとして20億円の資金調達を実施した。本ラウンドの第三者割当増資による新規資金調達額は10億円。今回の増資により、累積調達額は約67億円となる。今回調達した資金は、既存事業の拡大と新規事業の開発ならびに人材採用と育成に活用する予定。

資金調達の背景
 ライフイズテックは、ITキャンプ・スクールや学校向けクラウド教材をはじめとする中高生向けデジタル教育の事業展開に加え、企業のDXの担い手を育成する社会人向け研修事業や、地域のDX推進人材を自治体と連携して育成する「DX人材育成エコシステム」創出事業など、対象を拡張・拡大してきた。
 現在、同社の学校向けクラウド教材「Life is Tech ! Lesson」は全国4,400校・600自治体で導入され、利用者は年間135万人まで成長し、全体売上構成の50%を超える事業となっている。また同社の総受益者数は2018年から2023年までの5年間で38倍に増加している。
 今回の資金調達により、日本のデジタル人材育成の課題に対して、中高大学生〜社会人まで一気通貫した事業をさらに成長させ、デジタルを活用した教育改革およびデジタル人材の拡充、デジタル社会の拡大に貢献していく。

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