小松菜を使ったソーセージを 市立船橋高校の生徒が小川グループのFarm plusで製造 「αドッグ」として同校の文化祭で販売

 昭和13年(1938年)創業の老舗食肉卸 小川畜産食品株式会社(東京・品川区、小川 晃弘 代表取締役社長)は、同社のグループ企業でハム・ソーセージなどの製造・販売をするFarm plus株式会社(千葉・旭市、小川 晃一郎 代表取締役社長)の工場を市立船橋高校の生徒有志が訪問し、Farm plusの技術支援の元、船橋市特産の小松菜を使ったチキンソーセージを製造したことを発表した。なお、製造したチキンソーセージは、9月13日(金)、14日(土)に開催される同校の文化祭(α祭 文化の部)にて、「α(アルファ)ドッグ」として数量限定で販売される予定。
 市立船橋高校商業科では、①資格取得、②インターンシップ・高大連携、③実践教育を3つの柱として掲げている。今回のFarm plusでのチキンソーセージ製造は、③実践教育の中の「企業と連携した商品開発」の取り組みとして行われ、同校商業科1年の生徒4名が参加した。
 商品開発にあたって、一般的にソーセージは豚肉で製造をするが、スポーツ強豪校としてしられる同校こだわりのポイントとして良質なタンパク質をヘルシーに摂取できる鶏肉を使用している。また、地産地消でSDGsに貢献したいとの思いを受け、有限会社ケイアンドティーが船橋市産の小松菜パウダーの調達およびスパイスの監修で参画。船橋市産の小松菜のパウダーを配合した、緑色が鮮やかなオリジナルのソーセージが出来上がった。
 なお、このソーセージは船橋市内の「入母屋珈琲 津田沼店」にてホットドッグに加工され、同校の文化祭(α祭 文化の部)にて、「α(アルファ)ドッグ」として数量限定で販売される予定だ。

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