相模原市と、ライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役CEO) は、生成AIの活用促進に関する連携協定を締結した。また、2024年8月15日に、相模原市とライフイズテックの連携協定締結式を実施した。
相模原市は、市民サービス向上と行政業務の効率化・高度化を目的に、自治体業務における生成AIの活用に向けた検証を行うなど、市を挙げてDX推進やAI活用に取り組んでいる。
自治体業務のDXをさらに推進すべく、今般の連携協定において相模原市とライフイズテックは、生成AI活用における意識変革や実践力向上を目的とした職員向け生成AI研修の実施や、活用支援ノウハウの提供を行う。加えて、職員研修で得られた知見を活かして、市民全体へのデジタル教育に関する協議も行う。これらの取組を通じ、ライフイズテックは相模原市におけるデジタル人材育成の課題解決パートナーとして貢献していく。
協定締結日:2024年8月15日
連携事項および内容
(1)自治体職員の生成AI活用能力の向上に関すること。
(2)生成AI活用に向けた意識変革と実践力を高める研修の実施に関すること。
(3)前2号に掲げるもののほか、生成AIの活用の研修に関すること。
具体的な取組内容
【連携内容1: 生成AIを活用した「AIレディネス研修」の実施】
相模原市職員が生成AIを学び活用し、行政業務の効率化を目指す研修プログラムを実施する。最先端のデジタルスキルを学び、市役所内で活躍するデジタル人材の育成を目指す。
【連携内容2: 自治体に適した研修内容についての協議】
相模原市職員に対しての研修前後に、相模原市職員および市民にとって最適で有効な学びの方法を協議する。
「AIレディネス研修」は、AIを実務で活用できるデジタル人材の育成を目的とした、ハンズオントレーニング型の研修プログラム。デジタル活用による課題解決の実行までを短期間に学ぶことができるのが特長で、AI・デジタル活用の初学者向けに生成AIの本質、可能性を体感できるほか、生成機能を活用することで、要約、仮説出し、リサーチ、レポートやマニュアル作成、企画立案など様々な業務にすぐに活かせる設計になっている。日常的に使っている表計算や文章作成ツールとChatGPTの連携など、AIをどのように業務で活用し、生産性を高められるか実践型の研修を提供し、企業のAI人材やデジタル人材の育成を支援する。