群馬県教育委員会 25年度公立高校入試の選抜方法を発表 各校の募集人員や選抜基準を公開

 群馬県教育委員会は8月6日、2025年度(令和7年度)公立高等学校入学者選抜に関する各高等学校の「選抜方法等」を公表した。県内の公立高校が求める人物像や募集人員、選抜基準、検査項目、当日の日程を明らかにした。

 今回の発表は、全日制課程、フレックススクール、定時制課程、連携型選抜の4つの入試区分に分かれており、それぞれの高校ごとに、どのような生徒を求めているかや、学力検査や面接などの選抜方法について詳細にまとめられている。
 例えば、群馬県立前橋高等学校の普通科では、男子280名を募集する。同校が求める生徒像として、「理想を追求し、未来を切り拓くために着実に努力できる人」などが挙げられている。選抜は、学力検査、面接、調査書の内容に基づいて行われ、一次選抜では学力検査の結果を重視する「総合型選抜」により、合格者の80%を決定する。さらに、二次選抜では、特別活動や部活動の記録を考慮した「特色型選抜」により合格者の15%が決定され、最後に三次選抜で残りの5%が決められる。
 各高校の詳細な選抜方法については、群馬県教育委員会の公式Webサイトで確認することができる。
 2025年度の群馬県公立高等学校入学者選抜は、2025年2月3日と4日に願書受付を行い、志願先の変更は2月7日と13日に実施。学力検査は2月20日と21日に実施され、定時制課程は20日のみ。感染症や事故などで当日受験ができなかった場合の追検査は、2月27日に行われる予定。合格発表は3月5日。

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