近畿大学が実施している外国語課外講座の修了証をペーパーレス化 ブロックチェーン技術でデジタル証明書を発行

 近畿⼤学(⼤阪府東⼤阪市)は、令和6 年(2024 年)8⽉7 ⽇(⽔)より、学内で実施している外国語課外講座の修了証をペーパーレス化し、株式会社サイバーリンクス(和歌⼭県和歌⼭市)が提供するブロックチェーン技術を利⽤したデジタル証明書発⾏サービス「CloudCerts®(クラウドサーツ)」を⽤いて、デジタル証明書を発⾏する。

 近畿⼤学では完全インターネット出願の導⼊、学内キャッシュレス化の推進や学費納⼊のペーパーレス化など、デジタル化の取り組みを積極的に進めている。今回、語学学習拠点であるグローバルエデュケーションセンターランゲージハブで開講している外国語課外講座の修了証をペーパーレス化し、デジタル証明書を発⾏する。
「CloudCerts®」のデジタル証明書は、スマートフォンやパソコンのWebブラウザ上でリンクから簡単にアクセスして表⽰することができる。また、画⾯上でブロックチェーン技術を⽤いて真正性を検証できるため、証明書の提出先企業の採⽤担当者等が、偽造等をされていないことを簡単に確認することができる。また、ペーパーレス化により紙資源や紙の証明書の運⽤コストを削減するとともに、提出先企業等がより信頼でき、学⽣にとってより利便性の⾼い証明書を提供する。


「CloudCerts®(特許登録済(特許第7443036号))」は、学修歴証明書、検定認定証、製品保証書など、あらゆる証明書を暗号化し、ブロックチェーンに記録することで、改変できないデジタル証明書を付与し、簡易かつ信頼性の⾼い証明が可能。また、「CloudCerts®」は、OpenBadgesの仕様を内包するブロックチェーン証明書の標準的規格「Blockcerts」に準拠しており、世界中で利⽤することが可能。

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