部活動の現状と保護者の不安 明光ネットワークジャパン調査

 明光義塾を運営する明光ネットワークジャパンは7月11日、「部活動に所属する子どものサポート実態調査」の結果を公表した。6月18日〜20日にかけて中学1年生〜高校3年生までの部活動に所属する子どもを持つ保護者950名を対象に実施された。

 調査結果によると、子どもが部活動を引退後に受験勉強に切り替えることに対して、55・7%の保護者が「不安を感じる」と回答した。また、約4割の保護者が部活動費用を高額と感じており、約3割の家庭では経済的な理由が部活動選びに影響していると答えた。
部活動のメリットについては、保護者の50・6%が「人間関係を学べる」と回答し、「チームワークを学べる」「友だち作り」がそれに続いた。しかし、約3割の保護者が子どもは学業と部活動を両立できていないと感じており、両立できていると答えた保護者に対しては、「健康管理」を最も多く取り組んでいると回答した(29・2%)。
 さらに、部活動の地域移行については、52・0%の保護者が「賛成」と回答した。一方で、地域移行に対する不安としては、「指導者の人間性」(35・3%)が最も多く、「練習場所へのアクセス」や「経済的な負担」が続いた。

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