株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)発行の雑誌「子供の科学」は、2024年で創刊100周年を迎えることを記念して、創刊号から10年間のバックナンバーを電子書籍にて復刻した。
■子供の科学 電子復刻版
1924年(大正13年)10月号から1934年(昭和9年)9月号までの10年間のバックナンバーを電子書籍で復刻。一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっている。
●関東大震災の翌年に、最先端の科学技術を取り入れて復興する東京で創刊。次々と登場する最新技術を豊富な写真と詳細な解説で紹介。
●都市の交通や自動車、鉄道などの科学技術、欧米の建築技術、ラジオ放送の開始や電話、テレビなどの情報通信技術について、一流の技術者や専門家が詳しい図面をつけて解説。
●1930年代に入ると航空機や空母が誌面を飾るようになり、戦争関連技術の記事が多くなってきます。各国の航空技術との比較や日本の技術の現在地についてなど、科学好きな子供たちも大いに関心を寄せていたことがわかる。
●各号の主な記事
1924年10月号(創刊号)「この雑誌の役目」原田三夫 初代編集長
1925年2月号「英国の大型乗合飛行機で示した飛行機の主な部分」
1925年5月号「花くらべ」牧野富太郎 ※連載開始
1926年9月号「エレベーターはどういふ仕かけで動くか?」
1926年10月号「珍しい自動車の展覧会」
1927年2月号「猛火と戦ふ(火災報知機と消防自動車)」
1927年11月号「我国に始めて出来た地下鉄道」
1928年1月号「未来の戦争は科学戦」
1928年7月号「電送写真機」丹羽保次郎
1929年3月号「テレヴィジョンの発明」
1929年6月号「エスカレーターとその構造」
1930年9月号「清涼飲料サイダーの出来るまで」
1930年5月号「科学の殿堂慶応義塾大学」
1931年2月号「最近十ヶ年に於ける征空記録地図」
1931年10月号「空の王者来る(リンドバーグ)」
1932年2月号「満蒙の地勢・地質・風土」
1932年4月号「列強海軍の艦隊配備」
1933年7月号「極められんとするエヴェレスト」
1933年12月号「電気推進船ノルマンデイー号」
1934年3月号「ばく進する流線形列車」
1934年8月号「いよいよ近づいた成層圏探検」
■商品概要・購入方法
書 名:子供の科学 電子復刻版(1924年10月号~1934年9月号)
販売価格:各号税込980円
購入方法:Amazon(Kindle)にて販売中。他ストアでも順次配信していく予定。
子供の科学1924年10月号(創刊号)【電子復刻版】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CXWZNWHV
■電子復刻版 1924年~1934年 10年分セット(機関向け)
丸善雄松堂株式会社が運営する機関向け電子書籍提供サービス「Maruzen eBook Library」では、教育機関様や電子図書館様向けの10年分セット商品を販売している。詳細は下記ホームページより問合せ。
セット商品についてのお問合せ先
丸善雄松堂株式会社 https://yushodo.maruzen.co.jp/
■「子供の科学」創刊100周年記念プロジェクト
1924(大正13)年に創刊された小中学生向けの科学誌「子供の科学」は、2024年9月で100周年!100周年イヤーとなる本年には、子供向けの企画はもちろん、これまでのすべての読者と一緒に盛り上がれるコンテンツやイベント、『子供の科学』とともに歩んできたパートナー企業とコラボレーションした企画など、さまざまなプロジェクトを企画している。
■子供の科学100周年特設サイト
https://www.kodomonokagaku.com/100th/
■雑誌「子供の科学」概要
株式会社誠文堂新光社発行の小中学生向け科学雑誌。約100年間、子供たちに最先端の科学をたのしく、わかりやすく伝え続けてきた。宇宙、生き物、ロボット、環境、コンピューターなど、子供たちが興味をもつことなら、なんでも取り上げている。毎号、工夫をこらした実験や工作、プログラミングの記事が充実。体験を通して「科学する心」を育む雑誌。
■子供の科学のWebサイト「コカネット」
https://www.kodomonokagaku.com