国立科学博物館(篠田 謙一 館長)は、2024(令和6)年5月から8月までの期間、国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座「サイエンスコミュニケーション1(SC1)」を開講する。
“サイエンスコミュニケーション”とは?といった考え方をはじめ、メディア・研究機関・博物館など、各機関・分野で活躍している講師から実践を踏まえた理論を学習する。また、様々な人々に科学を伝える際に効果的なプレゼンテーションの方法について学ぶ。
○サイエンスコミュニケータ養成実践講座「サイエンスコミュニケーション1(SC1)」概要
【主 催】独立行政法人国立科学博物館
【講座期間】2024(令和6)年5月23日(木)~8月19日(月)
【対 象】大学院生※、博物館職員等社会人
【実施方法】オンライン形式および対面形式
【コ マ 数】 34コマ
【受講人数】 20名程度
【受 講 料】 63,000円 (国立科学博物館大学パートナーシップの学生は31,500円)
国立科学博物館大学パートナーシップ:https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/
【応募方法】
本講座のWEBページをご確認いただき、必要事項をご記入・作成の上、受講の際に使用予定のGmailのアドレスからお申し込みください。
URL:https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/sc/sc.php
応募は2024(令和6)年4月24日(水)正午締切です。
※ 応募者が多数の場合は、当館大学パートナーシップ入会大学の大学院生を優先させていただきます。
○講義内容
①「サイエンスコミュニケーション概論」
②「博物館の機能とサイエンスコミュニケーション」
講師:小川義和 埼玉県立川の博物館 館長 / 立正大学 教授
③「博物館における科学リテラシー涵養活動」
講師:有田寛之 国立科学博物館 科学系博物館イノベーションセンター長
④「調査・研究活動と展示」
講師:並河洋 国立科学博物館 動物研究部 研究主幹
⑤「文化としての科学技術」
講師:岡本拓司 東京大学大学院 総合文化研究科 教授
⑥「メディアに見るサイエンスコミュニケーションの実際:出版編」
講師:松原由幸 株式会社Gakken K12-1事業部 図鑑・科学編集課
⑦「サイエンス・ライティングの基本の“き”から」
⑩「味方を増やすライティング/闇落ちしないために」
講師:詫摩雅子 フリーランス(元・日経サイエンス/日本科学未来館)
⑧「学校教育とサイエンスコミュニケーションの関わりと実践にむけて」
講師:永島絹代 港区立みなと科学館 教育普及チームリーダー
⑨「サイエンスコミュニケーションにおけるリスクコミュニケーションの重要性と戦略」
講師:鈴木美慧 聖路加国際病院遺伝診療センター・一般社団法CancerX 認定遺伝カウンセラー
⑪「メディアに見るサイエンスコミュニケーションの実際:テレビ・ウェブ編」
講師:大石寛人 日本放送協会(NHK) メディア総局 番組ディレクター/デジタル担当
⑫「研究機関におけるサイエンスコミュニケーションの実際」
講師:相馬央令子 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 主幹研究開発員
⑬「課題研究」
講師:当館研究員・職員、文化庁著作権課の職員の方
国立科学博物館:https://www.kahaku.go.jp/
サイエンスコミュニケータ養成実践講座:https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/sc/sc.php
国立科学博物館大学パートナーシップ:https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/