ウイングネット 高校生指導に特化した生成AIを開発 介護福祉サービス事業にも拡大を検討

 株式会社ウイングネット(東京・文京区、荻原 俊平 代表取締役社長)は高校生指導に特化した生成AIを開発した。志望大学合格に必要なカリキュラムの提示や、強化したい学習単元をコンテンツ内から速やかに検索することが可能となり、専門性が必要とされてきた高校部門の運営のハードルを下げ、AIが提示したデータを活用し、生徒とともに考える指導が可能となる。
 また今後は、社会環境に合わせた提供価値の高いシステムを開発し、人にしかできない役割をサポートする校務支援システムの開発も進めている。働き方の改善を通じて厳しい状況下にある教育機関を支え、生徒が地理的・経済的な環境によらず、等しく、質の高い教育を受け続けられる環境を目指す。
 将来的には、教育サービス事業だけでなく介護福祉サービス事業まで対象を拡げ、介護職員の負担軽減など介護施設での活用も検討している。千葉県を地盤とした学習塾での58年の歴史と20年近い映像配信などデジタル技術の実績、そして介護分野で培ったノウハウを活かし、今後も広く社会に貢献していく。

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