政府は、こども政策を総合的に推進するため、政府全体のこども施策の基本的な方針等を定める「こども大綱」を策定することになっている。この「こども大綱」に基づき、こども家庭庁のリーダーシップの下、政府全体のこども施策を推進していく。
この「こども大綱」の策定に向け、こども家庭審議会において、内閣総理大臣からの諮問を受け、審議会総会において2回、基本政策部会において9回の議論を重ねた。また、関連する分科会・部会でも議論を行った上で、審議会総会として、中間整理を取りまとめた。
そして今回、この中間整理を基に、こどもや若者、子育て当事者をはじめとする関係者からの意見を募集する。
こども大綱やその意見聴取の取組について
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-taikou/
特筆すべき点は、大人だけでなく、こどもからの意見も多く求めているところにある。中間整理では、「こどもや若者が自由に意見を表明しやすい環境整備と機運の醸成に取り組む」、「虐待、いじめ、不登校、障害·医療的ケア児、非行、経済的困窮などを始め、困難な状況に置かれたこども・若者、ヤングケアラー、社会的養護経験者など、様々な状況にあって声を聴かれにくいこどもや若者、乳幼児を含む低年齢のこども、意見を表明することへの意欲や関心が必ずしも高くないこどもや若者がいることを認識」した上で、「安心して意見を表明し、その意見が施策に反映されるよう、意見聴取に係る多様な手法を検討するとともに、十分な配慮や工夫をする」と明記されている。
そして今回、具体的にこども自ら意見を伝える方法を以下のように用意した。
- こども若者いけんの会【10/15(日)オンライン】
こども大綱をつくるために、実際に話し合いをしている委員(若者委員や、こども・若者に関する取組にくわしい専門家の委員)が直接意見を聴く会。
【申込方法】
年代別の申込用のフォームより、必要事項を記入し申し込む。
小学生年代の方:https://forms.office.com/r/8Q2KgLQBXi
中学生年代の方:https://forms.office.com/r/CyJipYe0YM
高校生年代~20代の方:https://forms.office.com/r/7CS9ZhxcjV
- 申込期間9月19日(火)10時00分~10月10日(火)9時30分
②こども若者パブリックコメント【期間中はいつでも参加できます】
こども大綱を作るための話し合いでまとめたこと(中間整理)について、意見を直接こども家庭庁に送ることができる取組。受付期間中、だれでも意見を送ることができる。
○受付期間:9月29日(金)~10月22日(日)
○意見の送り方は2種類。
- パソコン・スマートフォン等から送る場合、下記のURLを開いて意見を記入し送信する。
https://forms.office.com/r/c7QBD3N5nx
- 紙で送る場合は、意見を書いた紙を封筒に入れて下記の宛先まで郵送する。
記入用紙のダウロード先。
- 〒100-6090 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング22階
こども家庭庁長官官房参事官(総合政策担当)付 こども大綱担当者 宛
③こども若者★いけんぷらすWEBアンケート【ぷらすメンバーに登録が必要】
〇アンケート実施期間:9月29日(金)~10月15日(日)18時
〇アンケートに答えたい人の「ぷらすメンバー」への登録期限:10月9日(日)
- 「こども若者★いけんぷらす」のくわしい内容と、「ぷらすメンバー」の登録
https://www.cfa.go.jp/policies/iken-plus/
なお、大人が意見を応募するには、以下の方法がある。
- 公聴会(子育て当事者向け)【10/14(土)オンライン】
こども大綱の策定に向けて、実際に議論を行っているこども家庭審議会基本政策部会委員(若者委員や、学識経験者等の有識者委員)が直接意見を聴く会。高校生年代までのお子さんがいる子育て当事者の方が申込みできる。親子での参加も可能だ。
〇日時等:10月14日(土)開催10時00分~12時00分 @オンライン
〇対象:高校生年代までの子供がいる子育て当事者の方(親子での参加も可能)
【申込方法】
下記の申込フォームに必要事項を記入のうえ申し込める。
https://forms.office.com/r/TVcrX2J919
- 申込期間9月19日(火)10時00分~10月10日(火)9時30分
【申込みにあたっての留意事項】
- 申込の前に必ず読んでください
公聴会(子育て当事者向け)実施要領
- 参加人数の上限は100組までです。上限人数に達し次第、申し込みを締め切ります。参加決定の連絡は、10月3日(火)以降、順次連絡します。
- 当日の意見表明方法は、発言方式と、コメント入力方式があります(詳細は上記、実施要領を御覧ください)。
- 公聴会(一般向け)【10/14(土)オンライン】
こども大綱の策定に向けて、実際に議論を行っているこども家庭審議会基本政策部会委員(若者委員や、学識経験者等の有識者委員)が直接皆さんの意見を聴く会。誰でも申込める。
〇日時等:10月14日(土)開催14時00分~16時00分 @オンライン
〇対象:条件なし(子育て当事者の方も参加可能)
【申込みはこちらから】
下記の申込用のフォームに、必要事項を記入してください。
https://forms.office.com/r/0fct0jqjD3
- 申込期間9月19日(火)10時00分~10月10日(火)9時30分
【申込みにあたっての留意事項】
- 申込の前に必ず読んでください
公聴会(一般向け)実施要領
- 参加人数の上限は250名までです。上限人数に達し次第、申し込みを締め切ります。参加決定の連絡は、10月3日(火)以降、順次連絡します。
- 当日の意見表明方法は、発言方式と、コメント入力方式があります(詳細は上記、実施要領を御覧ください)。
- パブリックコメント【期間中はいつでも参加できる】
こども大綱策定に向けた議論の中間整理について、皆さんの意見を直接こども家庭庁に送ることができる取組だ。受付期間中、どなたでも意見を送ることができる。
○受付期間:9月29日(金)~10月22日(日)
○意見の入力はこちらから
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=141000014&Mode=0
応募方法などの詳細は大人向けの意見募集の取組
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-taikou/iken-boshu/otona/
地方自治体・関係団体等から意見書の提出も受け付けている。同庁は、ペーパーレスの取組の推進のため、極力データでの送付を推進している。
送付先
こども家庭庁長官官房参事官(総合政策担当)付企画調整係
電子メール
sougouseisaku.kikakuchousei@cfa.go.jp
郵送
〒100⁻6090
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング22階
お問合せ先 03-6771-8030
また、こども若者が利用する施設の担当者に対して、次のようなアナウンスも行なっている。
こども・若者からの意見聴取の取組のうち、「こども若者パブリックコメント」について、こども家庭庁HP上での意見入力に加えて、特にインターネット上の情報にアクセスしづらいこども・若者もいる可能性がある。そこで、意見を伝えてもらえるよう郵送での意見送付も受け付けている。
郵送での提出には「こども若者パブリックコメント記入用紙」をダウンロードして記入する。
「こども若者パブリックコメント記入用紙」をダウンロード
〈送付方法〉
施設ご担当者にてPDF化して電子メールにて送付するか、こども家庭庁まで郵送
〈送付先〉
こども家庭庁長官官房参事官(総合政策担当)付企画調整係
〈電子メール〉
sougouseisaku.kikakuchousei@cfa.go.jp
〈住所〉
〒100⁻6090
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング22階
お問合せ先 03-6771-8030
インターネット上の情報にアクセスしづらいこども·若者が利用する施設には、希望される場合、こども家庭庁から「こども若者パブリックコメント記入用紙」の紙媒体を送ってくれる。
下記フォームより必要事項を記入の上申請する。
なお、「こども若者パブリックコメント」は10月22日(日)まで実施予定だ。余裕をもった申請をお願いしたい。
募集した意見は、こども家庭審議会の資料とするなど今後の議論に活用し、年内を目途に「こども大綱」を策定する予定だ。