HDL合同会社(兵庫県・神戸市、吉田 公衛 代表)は2023年7月より、ドローンを使ってプログラミングを学ぶ学習コンテンツ「コドロンアイランド」の提供を開始する。塾での導入を想定しており、2023年6月から一部の塾を対象に先行リリースを実施している。
- 「コドロンアイランド」概要
サービスリリース:2023年7月(予定)
導入対象:全国の塾
初期費用:「CoDrone EDU」1台分の購入費用
利用料金:講師用アカウント1,980円(税込)/1IDあたりの月額
生徒数に応じて1,980円(税込)/1IDあたりの月額
公式サイト:https://www.hdl-edu.com/codronisland
プログラミング学習用ドローン「CoDrone EDU」とビジュアル言語「Blockly」を使用して、子どもを対象としたプログラミング学習を行うeラーニングコンテンツ。オリジナルキャラクターによるアニメーションストーリーを中心にカリキュラムが進行するため、子どもたちは楽しみながら学習を進めることができる。
- ドローンを使ったプログラミング学習コンテンツの不足
サービスを立ち上げた吉田は、前職にてドローンビジネスに携わるうち、ドローンを活用してプログラミングを学ぶことに対して、子どもたちが夢中になれる可能性を感じるようになった。しかし、カリキュラムが不足しているため、ドローンの学習活用が浸透していないのもまた事実だった。そこで、HDL合同会社が開発したのが「コドロンアイランド」。
塾を対象に、子ども向けのeラーニングコンテンツを提供するほか、大会やイベントの実施を通してドローンを使ったプログラミング学習の普及を図る。2023年6月からは一部の塾を対象に先行リリースを行っており、そこで得たフィードバックをもとにサービスの改良を行っている。
- 「コドロンアイランド」の特長
サービスの導入先として想定される、塾をはじめとした教育事業者が「コドロンアイランド」を導入した場合、以下のようなメリットが得られる。
・1つのID(生徒1人)あたり月額1,980円(税込)のみで継続利用が可能
・導入の際にかかる塾側の費用的負担は、教育用ドローン「CoDrone EDU」の購入費用1台分と、講師用アカウント1ID分の利用料月額1,980円(税込)のみ
・基本的にeラーニングコンテンツのみでカリキュラムが完結するため、講師として必要な知識や資格は不要
・各4〜10話のコンテンツが全24章ラインナップされているため、継続的な契約が見込める
■HDL合同会社について
DJI認定ストアの深空株式会社にて3年間事業責任者を務め、100社以上のドローンビジネスのコンサルタントや運用サポートを担ってきた吉田が設立した、ドローン販売や教育事業を展開する企業。学習用ドローン「CoDrone EDU」の日本総代理店として、機材のサポートを行う。
「CoDrone EDU」商品説明ページ:https://www.hdl-edu.com/codrone-edu
また、ドローンプログラミングトーナメント「ドロカツ」の実行委員会を立ち上げ、年5回の地方大会と、年1回の全国大会を実施している。
「ドロカツ」特設サイト:https://www.drokatsu.com/