韓国の総合大学である三育大学校(韓国ソウル、金一穆 学長)で幼児教育を学ぶ学生が、ICTを活用した教育・保育を積極的に推進する幼保連携型認定こども園追手門学院幼稚園(大阪・豊中市、田中 真一 園長)を6月22日と26日に視察訪問し、幼児教育におけるICTの活用に関する意見交換や園児と学生との国際交流を行う。
韓国では、1990年代から教育におけるデジタルの活用に力を入れており、デジタル教科書の導入やデジタルデバイスの導入、家庭との連絡におけるICT化に早くから取り組んでいる。
追手門学院幼稚園でも、電子黒板の導入や電子図書館サービスの活用、デジタル絵本の制作・読み聞かせ、タブレットを使った電子教材の導入、登園管理や保育動画の配信、園児が制作した作品をWEB上で記録・閲覧できるポートフォリオの整備などを進めてきた。
こうした幼児教育でのICT活用の経験をもとに、韓国の大学で幼児教育を学ぶ学生の視察を受け入れ、2日間で2〜4年生の学生32人と指導教員2人が来園する。当日は、通訳を入れてICT活用の現状やメリット、課題について意見交換するほか、韓国の学生らが園児の前でリズムダンスを披露し、園児との国際交流も行う。
【視察訪問 概要】
日 時:2023年6月22日(木)10:00〜11:30
6月26日(月)10:00〜11:30
場 所:幼保連携型認定こども園追手門学院幼稚園(豊中市新千里南町1丁目3−3)
視察者:三育大学校の学生32人、教員2人
当日の流れ:代表挨拶、記念品交換、園内見学、情報交換会、園児との交流