文京学院大学(福井 勉 学長)は、2023年6月7日、本郷キャンパスにて、地域の活性化から学びのグローバル展開まで幅広い文化交流の促進に寄与することを目的として、神奈川県藤沢市と日本文化交流促進連携等協力協定を締結したことを発表した。
文京学院大学と藤沢市は、藤沢市の歴史・魅力を本学の外国人留学生が中心となって学ぶ産官学国際連携教育プログラム「GLOBAL BLUEHANDS PROJECT」を昨年9月から11月に実施したほか、今年5月には藍と藤沢市を題材にサステナビリティについて考えるグローバルカリキュラムを実施するなど、藤沢市をフィールドに文化交流を行ってきた。
この度の締結では、より一層密接に連携することで、地域振興、研究・教育活動、国際交流等での協働を進めることを目的としている。
締結式の中で福井学長は「これまでのプロジェクト成果をいかし、本学が持つ4つの学部の特性をいかした新たなプロジェクトを藤沢市と実施できるよう推進していきたい」と述べ、鈴木市長は「藍から始まった文京学院大学との縁を大事にし、これからも藤沢市をフィールドとした日本文化交流プロジェクトなどを実施してもらいたい。また、プロジェクトに参加した外国人留学生には、藤沢市の魅力を母国で広げてもらい、藤沢市へのインバウンドに繋がることを期待している」と挨拶した。
藤沢市との日本文化交流促進連携等協力協定締結式 概要
締結名:藤沢市及び文京学院大学の日本文化交流促進連携等協力協定締結式
締結日:2023年6月7日
締結式登壇者:藤沢市 鈴木恒夫市長
学校法人文京学院 島田昌和学院長・理事長
文京学院大学 福井勉学長
文京学院大学 人間学部 小林剛史教授
締結内容:①藤沢市の美術や歴史、藤沢市をフィールドとした日本文化に係る研究、教育、交流促進
及び人材育成に関する連携
②藤沢市における学びを通した産業振興、環境問題といった地域課題の解決や地域の活性化に
関する連携
③外国人留学生等の視点で感じた藤沢市の魅力の発信やインバウンド事業の振興等に関する連携
④その他、本協定の目的を達成するために必要な連携