学習院大学とSpace BDは、2023年度4月より学習院大学にて、所属学部・学年にとらわれずに履修可能な全学共通科目として「宇宙利用論」を開講する。Space BDはカリキュラム共同作成・授業の企画及び実施に携わり、主に国際宇宙ステーションを活用したビジネス創出に向けた学習機会を提供する。大学機関と宇宙ベンチャー企業による産学連携での大学カリキュラム開発は国内初の事例となる。
- 宇宙利用論(副題:宇宙ビジネス創出と宇宙の平和利用)について
地球を含むすべての天体・宇宙空間を、平和的にかつ持続的に利用していくためSDGsとその先を目指した文理融合の新たな体系構築を目指すもの。学習院大学は、民間事業による宇宙利用が活発化している現代において、宇宙利用を科学・技術のみの視点から学ぶだけではなく、あらゆる視点からとらえる必要があると考え、全学共通科目としての宇宙利用論開講に至った。
全15回の授業は、宇宙利用に関連した様々なテーマを選出している。教員の講義に加え、その分野の第一線で活躍するゲストを招き、学術研究のみに留まらない学びの場を提供する。