モノグサ、高校入試「赤本」の英俊社と提携

「Monoxer(モノグサ)」を提供するモノグサ株式会社(東京・千代田区、代表取締役:竹内孝太朗、畔柳圭佑)は、株式会社英俊社(大阪市、久保 博彦 代表取締役)と業務提携をし、入試問題から逆算した学習プロセスの設計を開始すると発表した。英俊社独自の過去問データベースをMonoxerへ搭載し、学習者が志望校合格から逆算した効率的な記憶定着に取り組めるコンテンツの開発を開始する。

 英俊社とモノグサが業務提携することで「全ての生徒が志望校へ合格する」という目標が達成できるよう、積み上げ式ではなくゴールから逆算した学習コンテンツ・学習方法の設計を検討する。

 具体的には、目標とする学校や偏差値帯ごとに「何が解けるようになれば(記憶定着できていれば)概ね合格できるか」を明確化し、合格のために必要な定着事項が定義されている状態を目指す。これによって、受験までの残り期間でどの内容をどの程度定着させることができれば合格に最大限近づけるかがわかり、そのためのプロセスや指導を再現できる状態を実現することができる。

 英俊社は長年の出版活動で蓄積してきた入試対策に用いる過去問コンテンツを独自のデータベースとして保管している。このデータベースを用いて偏差値、地域、単元、学校の特性などの情報を基に、特定の範囲目的に特化した記憶学習のための問題集(book)と小テストをMonoxer上で生成でき、記憶定着可能な状態を目指す。過去問で演習した結果に合わせて、苦手分野を集中的に学習できるMonoxer上の問題集(book)を作成し、成績向上に向けて必要な過去問の設題や類題を記憶定着できるようにする状態も目指すという。

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