クラーク記念国際高等学校が株式会社ZEXAVERSE、シヤチハタ株式会社と産学連携協定を締結

 広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校(北海道・深川市、吉田 洋一 校長)は、株式会社ZEXAVERSE(東京・千代田区、上瀧 良平 代表取締役社長)、シヤチハタ株式会社(愛知・名古屋市、舟橋 正剛 代表取締役社長)と協業で、最先端技術であるメタバース、NFT等のWEB3.0並びにドローンなどを実学的に学ぶ機会を創出すべく、包括連携協定を締結した。3月2日(木)には、3社合同での調印式を実施した。

 この協定は、クラーク記念国際高等学校とゼクサバース、シヤチハタが相互に連携することにより、それぞれの資源を活用した次世代型の教育機会を創出し、子どもたちがWeb3.0の時代において、社会発展に寄与する人材として育成することを目的としている。授業は、クラーク記念国際高等学校の次世代型教育拠点であるCLARK NEXT Tokyo(東京都板橋区)において実施。同拠点の掲げる「社会実装教育」の場としてメタバース等を活用する。授業は講義、及び実践形式にて2023年5月より実施となる。

 主な連携内容はゼクサバースのもつメタバース上に、広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校が全国に設置する学習拠点を生徒自身が再現。生徒各自がアバターとなり、メタバース上で活動・交流を行う。将来的にはメタバース上で授業も受けられる仕組みの構築を目指す。

 この協定においては、メタバース上での交流や授業といった「活用」を生徒が与えられた形で行うのではなく、NFT(非代替性トークン)、及びブロックチェーンといったWEB3.0を支える概念・ベースとなる技術を学び、生徒自らが、企画・構想のみならず実践的活用に向けてメタバース空間の設計・増改築など、持続的発展が可能なメタバース空間を創造していくことを目指す。学生はNFT学生証を活用し、授業の参加、メタバースへの入退出管理の自己を証明する鍵として活用します。段階的に在籍証明書、成績証明書等の各種証明書の請求もNFT学生証で可能な形を想定する。これは学生の利便性を高めつつ教育分野における事務運営側のDX化も同時推進するものであり、学校事務運営の効率化にも資する形となる。

みんなが私塾界!