スプリックス インドネシア共和国 南タンゲラン教育文化局と業務提携契約を締結

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、インドネシア共和国、南タンゲラン教育文化局(Doinas Pendidikan dan Kebudayaan Kota Tangerang Selatan)と、業務提携契約(Cooperation Agreement)を締結した。この契約により、スプリックスは南タンゲラン教育文化局に対して国際基礎学力検定TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)を本格的に導入し、全ての公立・私立の小中学400校以上での実施を目指す。子どもたちの基礎学力、特に計算力に課題感を持つ南タンゲラン教育文化局は、TOFASにより正しく学力を評価することを起点として、スプリックスとともにその解決を目指していく。

 南タンゲランは、2022年にインドネシアで行なわれた全国学力試験の結果から、複数の課題が顕在化した。そのうち、計算力について抜本的な解決を図ることを目指し、2022年10月より一部の学校でTOFASを実施。その有用性が確認できたことを踏まえ、地域内の全ての小中学校にTOFASを導入すべく、業務提携契約に至った。公立小学校157校を皮切りに順次実施を拡大し、南タンゲランの生徒たちの計算力向上に貢献していく。

 2023年2月、インドネシア共和国、南タンゲランにて、株式会社スプリックス 梅田 修平 常務執行役員と、南タンゲラン教育文化局 ムスリム ヌール長官(Bpk. Muslim Nur Spd.)による調印式が行われた。調印式には、教育文化局の幹部に加え、学校現場からも校長先生等約30名が出席し、南タンゲランの教育の改善に向けた活発な議論が為された。日本型教育への高い関心を背景に、TOFASに限らずSPRIXが提供する教育サービスに対して多数の質問が寄せられるとともに、大きな期待が示された。

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