横浜市は令和5年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験について、2つの選考区分を新設する。また、第一次試験の「大阪会場」を設置する。
【1】 「大学3年生チャレンジ推薦」特別選考〈小学校〉の新設
これから就職活動を控える学生が、教員採用選考試験の時期が遅いこと等を理由に、教員になることをあきらめてしまうことがないよう、教員不足が深刻な「小学校」の受験区分で、大学が推薦する3年生を対象とする特別選考を新設する(令和7年度採用候補者)。
選考方法は、既存の大学推薦特別選考と同様に、書類選考の上で第一次試験を免除し、第二次試験として個人面接、模擬授業及び論文試験を行う(論文試験は第一次試験日に実施)。合格発表は令和5年10月に行い、最終的な内定は令和6年4月に大学3年次の学業成績を審査した上で行う。但し、大学が推薦する方が対象のため、本人の希望のみでは受験ができない。また、大学推薦の詳細は、対象となる大学の担当者へ3月上旬に発表する。不合格の場合でも、翌年度の選考試験を受験することが可能。
【2】 「リスタート」特別選考の新設
過去10年以内に、育児や介護等の理由により中途退職した横浜市の元正規教員が、再び横浜市の正規教員として復帰しやすくするため、第一次試験を免除する特別選考を新設する。
第一次試験「大阪会場」の設置〈小学校など一部〉
遠方から受験する方の負担を軽減するため、第一次試験の大阪会場を設置する。対象は「小学校」など一部の受験区分又は選考区分に限る。
詳細は、4月10日に受験案内及び「横浜市公立学校教員採用候補者選考試験」
のページで発表する。
■ その他の主な変更点
・ 英語能力加点制度の対象資格を拡充
「小学校」第一次試験の受験者を対象とした英語能力加点制度について、これまでの「中学校又は高等学校教諭普通免許状(英語)」を有する他に、”「CEFR B2」基準に対応する英語能力を証明する資格(実用英語技能検定準1級以上、TOEIC L&R(IP除く)785点以上など)の取得者”も、新たに加点の対象とする。
・ 論文試験を第一次試験日に実施
第二次試験として実施する論文試験を、第一次試験日に全受験者を対象に実施する。
■ 試験日程
(1) 受験案内配布期間 4月10日(月曜日)から5月15日(月曜日)まで
(2) 申込受付期間 4月12日(水曜日)から5月15日(月曜日)まで
(3) 第一次試験日 7月9日(日曜日)
(4) 第二次試験日 8月中旬から9月中旬までの予定
(5) 最終合格発表 10月上旬の予定
受験案内は、市民情報センター、各区役所、行政サービスコーナー等で配布し、あわせて「横浜市公立学校教員採用候補者選考試験 https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.html 」のページにも掲載する。
■ 受験区分・募集人員数等は、3月中旬に公表する予定
■ 試験に関する説明会
受験案内配布期間中(4月10日から5月15日まで)に、全国の大学及び横浜会場に加えて全国4都市(仙台、名古屋、大阪、神戸)にて実施する予定。
詳細は、3月中旬に「教員採用候補者選考試験説明会 https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoinsetumeikai.html 」のページで発表する。
■ 問合せ先
横浜市教育委員会事務局教職員人事部教職員人事課任用係
電話:045-671-3246 ファクス:045-681-1413
メールアドレス:ky-kyosyokujinji@city.yokohama.jp