「そら塾」保護者に向けたオンライン学習塾に対するアンケート調査を実施

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)が運営するオンライン個別指導塾「そら塾」 は、保護者のオンライン学習塾に対する意識を把握すべく、当塾保護者 824 名を対象にアンケート調査を実施した。
 今回の調査では、送迎の必要がないことが塾選びのポイントになっていることだけでなく、子どもの意思でオンライン学習塾を選ぶ割合が増えている他、半数以上が対面式ではなく、オンライン学習塾のみを検討していたことが明らかになった。2021年調査とも比較していきながら、コロナ禍に促進された“オンライン学習塾の一般化”について考察をおこなっている。

【調査概要】

調査対象:そら塾に通う生徒の保護者 824 名(有効回答数)
調査手法:インターネット調査
調査内容:オンライン学習塾に対する意識調査
実施期間:2022 年 12 月 9 日~12 月 23 日

オンライン個別指導塾そら塾調べ

約80%がオンライン学習塾に満足し、とくに満足度が高い保護者が増加 通信環境やコミュニケーションの見える化が今後のオンライン学習普及のカギ

 オンライン個別指導塾「そら塾」の保護者を対象に、オンライン学習塾に対する意識調査アンケートを実施した結果、約80%がオンライン学習塾に満足しており、2021年よりも「とても満足している」と回答した割合が高くなっていることがわかった。また、不満を感じている保護者は2021年の調査よりも低い6%程度にとどまっているが、通信環境のトラブルやコミュニケーションへの懸念を感じる保護者も少なからずいることも伺える。家庭ごとに学習環境整備の必要がある、授業の様子が見えにくいといった、オンラインならではの課題を解決していくことで、よりオンライン学習が普及していく可能性が高いことが予想される。

 一方で、オンライン学習塾と対面式学習塾においては、サービス内容に差を感じない保護者が半数を上回った。わざわざ外出する必要がないことで参加意欲が増すといった、子どもの学習ハードル面だけでなく、アプリでの欠席連絡やオンライン面談などの、オンラインならではのメリットを感じている保護者も一定数いることがわかった。

■共働き世帯増加に伴い、“送迎不要”が塾選びの決め手に 子ども自身がオンライン学習塾を選ぶことも増え、これまで以上に身近な存在に

 オンライン学習塾と対面式学習塾への入塾した決め手を調査した結果、送迎不要や家からの近さがそれぞれ上位となっており、通うことのハードルの低さが重要視される傾向にあることがわかった。特に、オンライン学習塾においては、2021年よりも「送迎がなくなる」ことが決め手になった割合が8ポイント以上あがっており、共働き世帯が圧倒的に多くなっている中で、子どもの学習環境に影響が出ないような塾選びを行っていることが推測される。また、コロナ禍でZ世代を中心にタイムパフォーマンスが重視されるようになっており、通塾時間を減らすといった有意義な時間の使い方が教育においても求められていくことが予想される。
 さらに、オンライン学習塾の決め手の第2位である「子どもの意思」は、2021年の第4位から順位をあげている。1人1台端末普及によりオンライン学習がこれまで以上に身近になったことで、保護者だけでなく、子どもたち自身がオンライン学習塾で学びたいと感じていることが伺える。

■半数以上が、オンライン学習塾を通塾の第一候補に
講師とともにしっかりと学んでいけるオンライン学習を求める声が多数

 現在オンライン学習塾を利用している方を対象に、対面式の塾に通塾経験があるか調査したところ、半数以上が対面塾に通わせたことがないと回答した。3人に1人は対面式学習塾からオンライン学習塾に変更している一方で、通塾を検討した際に、オンライン学習塾のみを候補としている場合が多く、オンライン学習塾が一般化していることが明らかになった。

 また、オンライン学習塾の他に検討していたオンライン学習サービスについては、学習アプリや通信教育に10ポイント以上差をつけて、オンライン家庭教師が最も多くなった。オンライン学習塾を検討している保護者は、オンラインであっても一人で取り組む学習ではなく、講師と共に学習を進めていくような形を求めていることが伺える。

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